★’25シーミー(清明祭)!!
★’25シーミー(清明祭)!!
今年のシーミー(清明祭)は、小雨降る中の肌寒いなかで執り行いました。
この日は仕事を休みにした妻が前夜からウサンミ(御三味)の重箱を用意してくれました。
実家のヒヌカン(火ヌ神)に、今日がシーミー(清明祭)であることの報告をし、門中墓に向かいます。
うちの門中墓は、戦後に建てられた沖縄でも珍しい3つの異なる門中の共同墓です。
男系が途絶えた他の2つの門中にうちの門中から養子を出したことで姻戚関係ができた3つの門中、
余り豊かではない農村の集落で先人の知恵だと私は理解しています。
平成、令和と2度の改修を加えられ現在に至ります。
3つの門中が揃うと、とても墓の前で宴会はできないため、各世帯がそれぞれ御馳走をお供えし、線香をあげていきます。
集中する時間を避けても、墓の前では順番待ちで並ぶことになります。
13年に一度、今の墓から、上の岩の洞に作られた戦前の墓に遺骨が移動しますので、
既に祖父母も父母も上の墓に眠っています。
下の墓には一礼をして階段を上がり、
上の墓にお供えをし、お茶と泡盛を捧げ、15本ウコーと家族の人数分の3本ウコー(線香)に火をつけて家族が元気であることの報告と家内安全を祈りました。
帰宅途中には大粒の雨が落ちてきましたので、絶好のタイミングでのシーミー(清明祭)でした。
シーミーの由来については、過去ログに整理していますのでご覧ください。
https://yukarigo.ti-da.net/e11891344.html
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