★ガバナンス不全の南城市議会!
★ガバナンス不全の南城市議会!
古謝景春南城市長の女性運転手に対するセクハラ疑惑に関する新聞報道によると
20日の市議会12月定例会最終本会議における野党議員からの緊急質問に対し、総務部長や副市長は「訴訟の方針が示されているので第三者委員会の設置は考えていない」と回答し、
また、百条委員会の設置を否決した与党議員は「議員に専門性がない」から百条委員会を開かないと答えたという。
市の対応としては、人権や市政への信頼性を揺るがす事態であることを考えると、訴訟になるから司法に任せるというのは無責任な考え方で、長期化する可能性のある裁判の行方を見守るというのはあまりに悠長な考え方です。
また、与党議員の発言についても
議員は政治の専門家ではないのか?
素人だというのなら議員を辞めた方がいいのではないか?
セクハラの専門家がいないのなら委員会に専門家を招聘すればいいだけのことではないのか?という疑問が湧きます。
議員に知識が無いのなら、専門家を招聘し、セクハラ・パワハラの勉強会を開きながらでも委員会は開けるでしょう。
市長を信じるなら裁判結果を待たずに百条委員会で潔白を証明すればいいだけのことだと思いますが・・・。
しかし「女性としての魅力も見ていないのに触るわけがない」という市長の発言は、あまりにひどく、
いみじくも市長の品格そものを見事に露呈することになりました。
議会与党のこの動きについては、数の力で事件をうやむやにしようという姿勢を多くの市民が感じているでしょう!
専門家も市政に関する議会の監視機能は、機能不全に陥っていると批判的です。
自民系与党議員が圧倒的多数派を占める南城市議会!
力の論理で何でも通そうとするのは、
安部派の権力を笠に着た横暴と全く同じです。
このような人たちに約4万人の市民の生活を委ねていいのでしょうか?
※ガバナンス:健全な組織運営を目指す、組織自身による管理体制のこと。
※百条委員会:都道府県及び市町村の事務に関する調査権を規定した地方自治法第100条に基づき、地方議会が議決により設置した特別委員会の一つで、百条調査権の発動に際しては、証言・若しくは資料提出拒否に対し禁錮刑を含む罰則(同条第3項)が定められており、国会の国政調査権(日本国憲法第62条)に相当するもの。
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