闘牛百話・牛・馬・沖縄・四方山話2

沖縄の伝統文化である闘牛と世の中で二番目に美しい生き物であるサラブレッドが疾駆する競馬と、故郷の沖縄をこよなく愛する筆者が綴る四方山話をお届け致します。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!

沖縄の年中行事

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!

日曜日は、シーミー(清明)前の門中墓の掃除でした。

例年早朝6時半開始なのですが、今回から各世帯から一人づづの参加を義務付けて

不参加の場合は、千円を徴収するというルールに変更したため、集落外から参加する人たちのことを考えて少しスタート時間を遅くしたものです。

今までが、集落に住む人たちに依存していたので、多くの人たちが参加するようになったのは良いことです。

いつもの3倍近い人たちが集まり、2時間以上かかっていた作業が1時間で済みました(^^♪

現在の墓は、3つの異なる門中の共同墓です。

それは、男子が途絶えた他の2つの門中養子に出して姻戚関係が出来たことなどから共同の門中墓にしたものです。

掃除前の門中墓

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



こちらはアフターです(*^_^*)!!

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



今年も、私は古い墓の掃除に向かいました。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



途中にある集落の西の端を守るシーサーに挨拶をし、

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



山の奥に向かいます。

今回は、うちの本家の従兄の子供たちが来ていたので、門中の歴史古い墓の歴史などを説明しながら作業を進めました。

山の中腹にある第二の墓

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



岩の上には古いガジュマルが岩を抱くようにして天に向かっています。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



第二の墓は共同墓になる前の祖先たちが眠っています。

その横には、もう一つの門中仮墓があり、ここにも線香を挙げます。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



ここは仮墓ですが、本墓がどこにあるのかは、今や誰も知らないのだそうです。

斜面にも線香を挙げますが、これはもう一つの門中の墓が、更に奥の斜面にあるため簡単には辿り着けない場所にあるためここで線香を挙げているのです。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



3つの門中の古い墓に線香を挙げると、

次は、うちの門中の第一の墓に向かいます。

一端斜面を下り、更に奥に進むと第一の墓に行きつきます。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



ここは、我が門中の始祖に当たる夫婦の遺骨が納められています。

★シーミー(清明)前の門中墓の掃除(*^_^*)!!



つまり第二の墓は、始祖の次男以下の門中の祖先が眠る墓なのです。

従兄の子供たちに説明しながら掃除を行い、これで引き継ぎもできていくなと感じつつ掃除を終えました(*^_^*)!!



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